<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>

<rdf:RDF
  xmlns:rdf="http://www.w3.org/1999/02/22-rdf-syntax-ns#"
  xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/"
  xmlns:admin="http://webns.net/mvcb/"
  xmlns:content="http://purl.org/rss/1.0/modules/content/"
  xmlns="http://purl.org/rss/1.0/"
>

<channel rdf:about="http://tamanowogusi.seesaa.net/">
<title>平成源氏の物語</title>
<link>http://tamanowogusi.seesaa.net/</link>
<description>そのかみの こゝろたづねて みだれたる すぢときわくる 玉のをぐしぞ</description>
<dc:language>ja</dc:language>
<admin:generatorAgent rdf:resource="http://blog.seesaa.jp/" />
<items>
<rdf:Seq>
<rdf:li rdf:resource="http://tamanowogusi.seesaa.net/article/123250880.html" />
<rdf:li rdf:resource="http://tamanowogusi.seesaa.net/article/123184460.html" />
<rdf:li rdf:resource="http://tamanowogusi.seesaa.net/article/123115544.html" />
<rdf:li rdf:resource="http://match.seesaa.jp/ot_listing.pl?aid=694663&amp;sid=tamanowogusi&amp;tid=seesaa_hotspot&amp;k=%E9%80%B2%E7%A0%94%E6%A8%A1%E8%A9%A6&amp;hid=35" />
<rdf:li rdf:resource="http://tamanowogusi.seesaa.net/article/123046647.html" />
<rdf:li rdf:resource="http://tamanowogusi.seesaa.net/article/122976226.html" />
<rdf:li rdf:resource="http://match.seesaa.jp/ot_listing.pl?aid=694663&amp;sid=tamanowogusi&amp;tid=seesaa_hotspot&amp;k=%E3%83%AC%E3%82%AE%E3%82%AA%E3%83%B3&amp;hid=35" />
<rdf:li rdf:resource="http://tamanowogusi.seesaa.net/article/122895699.html" />
<rdf:li rdf:resource="http://tamanowogusi.seesaa.net/article/122824527.html" />
<rdf:li rdf:resource="http://tamanowogusi.seesaa.net/article/122760732.html" />
<rdf:li rdf:resource="http://tamanowogusi.seesaa.net/article/122696229.html" />
<rdf:li rdf:resource="http://tamanowogusi.seesaa.net/article/122630199.html" />
<rdf:li rdf:resource="http://tamanowogusi.seesaa.net/article/122570799.html" />
<rdf:li rdf:resource="http://tamanowogusi.seesaa.net/article/122510129.html" />
<rdf:li rdf:resource="http://tamanowogusi.seesaa.net/article/122448149.html" />
<rdf:li rdf:resource="http://tamanowogusi.seesaa.net/article/122405136.html" />
<rdf:li rdf:resource="http://tamanowogusi.seesaa.net/article/122329581.html" />
</rdf:Seq>
</items>
</channel>

<item rdf:about="http://tamanowogusi.seesaa.net/article/123250880.html">
<link>http://tamanowogusi.seesaa.net/article/123250880.html</link>
<title>第十卷 賢木 三(むつましき御前十餘人ばかり）</title>
<description>   第十卷 賢木 三(むつましき御前十餘人ばかり） むつましき御前（ごぜん） 十餘人ばかり 御随身（みずいじん） ことことしき姿ならで いたう忍びたまへれど ことにひきつくろひたまへる御用意（あほむようい） いとめでたく見えたまへば 御供なる好き者ども 所がらさへ身にしみて思へり 御心（みこころ）にも などて 今まで立ちならさざりつらむ と 過ぎぬる方 悔しう思さる ものはかなげなる小柴垣を大垣にて 板屋ども あたりあたり いとかりそめなり 黒木の鳥居ども さすがに神々しう...</description>
<dc:subject>日記</dc:subject>
<dc:creator>ゆふづつ</dc:creator>
<dc:date>2009-07-12T00:00:00+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
<span style="font-size:large;"><span style="color:#000065;">　　　第十卷　賢木　三(むつましき御前十餘人ばかり）<br /><br />　むつましき御前（ごぜん）　十餘人ばかり　御随身（みずいじん）　ことことしき姿ならで　いたう忍びたまへれど<br /><br />　ことにひきつくろひたまへる御用意（あほむようい）　いとめでたく見えたまへば　御供なる好き者ども　所がらさへ身にしみて思へり<br /><br />　御心（みこころ）にも　などて　今まで立ちならさざりつらむ　と　過ぎぬる方　悔しう思さる<br /><br />　ものはかなげなる小柴垣を大垣にて　板屋ども　あたりあたり　いとかりそめなり<br /><br />　黒木の鳥居ども　さすがに神々しう見わたされて　わづらはしきけしきなるに　神司（かむづかさ）の者ども　ここかしこにうちしはぶきて　おのがどち　物うち言ひたるけはひなども　他にはさま變はりて見ゆ<br /><br />　火燒屋（ひたきや）　かすかに光りて　人氣すくなく　しめじめとして　ここに　もの思はしき人の　月日を隔てたまへらむほどを思しやるに　いといみじうあはれに心苦し<br /><br />　北の對のさるべき所に立ち隱れたまひて　御消息聞こえたまふに　遊びはみなやめて　心にくきけはひ　あまた聞こゆ <br /><br />＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊<br /><br />　　親しい前驅の伴が十餘人ばかり　御随身（警護。君は大將であるから八人が附く決まり）も　目立たぬ姿で　いたう忍び姿におはすが<br /><br />　やはり特別に調へた御着物御支度が御立派　御供の好き者など　場所が場所だけに興奮も一入であった<br /><br />　君も　こんな所なら　もっと足繁く通って來たのにと　心中　悔しく思はれる<br /><br />　もの儚げな小柴垣に圍まれ　板葺きの家など　そこここに　假普請のやうに竝んでゐる<br /><br />（皮つきの）黒木の鳥居など　やはり神々しく見わたされ　女に逢ひに行くのは氣が引けるやうな嚴めしさ　<br /><br />　神官達　ここかしこに咳拂ひなどしつつ　何か話し合ってゐる樣子など　かういふ場所は　やはり浮世離れしてゐる　（篝火を炊く）火焼屋など　ほんのりと光り　人氣すくなく　森としてゐる　<br /><br />　一方で　あの物思はしげな御息所が　このやうな場所で　長月日　世間から遠ざかっていらしたのかと思ふと　あんまり可哀さうなことであったとも　思ふ<br /><br />　君は北の對の然るべき場所に立ち隱れ　來訪の旨を申し上げると　<br /><br />　管絃の音がみな止り　女房どものさはさはとした氣配　奥ゆかしく聞えて來る<br /><br />＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊<br /><br />　この野の宮の描寫により、およそ神域といふものが、太古さながら、凄まじいまでの嚴しさの中に營まれてゐたことが分る。そこでは、女と別れを惜しみに來た君はもちろん、第三者である從者たちにさへ、身の引き締まるほど、ぞくぞくする場所だった。<br /><br />　この神域に對する畏敬恐怖の念は、平安末期以降徐々に廢れて行き、まして戰後は忘却されたと言っても過言ではあるまい。今やほとんど伊勢神宮など一部の神社や、皇居の中にしか殘ってはゐまい。</span></span><br /><br /><div style="text-align:right;"><a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4565086301?ie=UTF8&tag=yusunoki23-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4565086301">えんぴつで楽しむ古典の名文</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=yusunoki23-22&l=as2&o=9&a=4565086301" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" /></div><a name="more"></a>

]]><![CDATA[
<br />オススメ・スポンサーサイト：
<a href="http://match.seesaa.jp/ot_listing.pl?aid=694663&sid=tamanowogusi&tid=seesaa_hotspot&k=%E3%81%BB%E3%82%93%E3%81%AE%E3%82%8A%E3%81%A8&hid=35">ほんのりと</a>&nbsp;|&nbsp;<a href="http://match.seesaa.jp/ot_listing.pl?aid=694663&sid=tamanowogusi&tid=seesaa_hotspot&k=%E4%BC%8A%E5%8B%A2%E7%A5%9E%E5%AE%AE&hid=35">伊勢神宮</a> 
]]></content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://tamanowogusi.seesaa.net/article/123184460.html">
<link>http://tamanowogusi.seesaa.net/article/123184460.html</link>
<title>第十卷 賢木 二(もとの殿にはあからさまに渡り）</title>
<description>   第十卷 賢木 二(もとの殿にはあからさまに渡り） もとの殿には あからさまに渡りたまふ折々あれど いたう忍びたまへば 大將殿 え知りたまはず たはやすく御心にまかせて 參うでたまふべき御すみかに はたあらねば おぼつかなくて月日も隔たりぬるに 院の上 おどろおどろしき御惱みにはあらで 例ならず 時々惱ませたまへば いとど御心の暇なけれど つらき者に思ひ果てたまひなむも いとほしく 人聞き情けなくや と思し起して 野の宮に參うでたまふ 九月七日（ながつきなぬか〔のひ〕）ば...</description>
<dc:subject>日記</dc:subject>
<dc:creator>ゆふづつ</dc:creator>
<dc:date>2009-07-11T00:00:00+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
<span style="font-size:large;"><span style="color:#000098;">　　　第十卷　賢木　二(もとの殿にはあからさまに渡り）<br /><br />　もとの殿には　あからさまに渡りたまふ折々あれど　いたう忍びたまへば　大將殿　え知りたまはず<br /><br />　たはやすく御心にまかせて　參うでたまふべき御すみかに　はたあらねば　おぼつかなくて月日も隔たりぬるに<br /><br />　院の上　おどろおどろしき御惱みにはあらで　例ならず　時々惱ませたまへば　いとど御心の暇なけれど<br /><br />　つらき者に思ひ果てたまひなむも　いとほしく　人聞き情けなくや　と思し起して　野の宮に參うでたまふ<br /><br />　九月七日（ながつきなぬか〔のひ〕）ばかりなれば　むげに今日明日　と思すに<br /><br />　女方も心あわたたしけれど　立ちながら　と　たびたび御消息ありければ　いでや　とは思しわづらひながら<br /><br />　いとあまり埋もれいたきを　物越ばかりの對面は　と　人知れず待ちきこえたまひけり<br /><br />　遥けき野邊を分け入りたまふより　いとものあはれなり　秋の花　みな衰へつつ　浅茅が原も枯れ枯れなる蟲の音（ね）に　松風すごく吹きあはせて　そのこととも聞き分かれぬほどに　物の音（ね）ども絶え絶え聞こえたる　いと艶（えん）なり<br /><br />＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊<br /><br />　御息所は　もともとの御邸である六條京極には　たまにお渡りになることもあるが　人目につかぬやうになさるので　大將殿はお氣附きにならない<br /><br />　とはいへ　神域である野宮には　さう氣ままにお參りになる譯にも行かず　氣にはされながらも　月日だけがどんどんと經った<br /><br />　そのうち　桐壺院が　さしも重いものではないが　以前とは變はり　時々患ふやうになられた<br /><br />　君も心の安まるときが無いのだが　それでも　御息所が恨みを殘したまま下向されるのは心外でもあり　また人から見れば　嘗て睦み合った人を踏んだり蹴ったりの目に合はせたやうに思はれようし　さうなれば　彼女の自尊心は目茶苦茶にされてしまふ<br /><br />　さう思ふと　居ても立ってもをられず　野の宮へお參りになった<br /><br />　もう九月の七日にはなり　今日明日にも下向される頃合ひであった　君は心急くが　<br /><br />　御息所の方も何かと氣忙しく　君からはせめて當座の對面でもとの御便りがあり　<br /><br />　いまさら逢っても仕方ない　とは思ふものの　餘り逃げ隱れするのもどうか　物越での對面なら別段構ひますまいと　お心には秘めて　君をお待ち申し上げた<br /><br />　君は　遥々と廣い野邊を分け入るにつれ　切ないものが胸に溢れて來た　秋の花はみんな萎れてゐるし　浅茅が原も枯れ草ばかり<br /><br />　蟲の音に　松風がひゅうひゅう吹き合はせ　何やら遠くから音曲が　それも絶え絶えに　何とも實に神妙に聞えて來る<br /><br />＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊<br /><br />「女方も心あわたたしけれど　立ちながら　と　たびたび御消息ありければ　いでや　とは思しわづらひながら」<br /><br />　この「いでや」など、實際の發音を聞かないと、意味が通じない言葉だらう。文字で讀む場合は、前後から想像する他はない。現代語の「いやよ」等と同じで、誤解すると野暮なことになる。<br /><br />　ここでは、「（對面など）ごめんね」の意。しかし事前に手紙での申込みもあり、わざわざ野原まで出向いた君を追ひ返す譯にも行かぬ、といふ苦渋の配慮であらう。<br /><br />「いと艶なり」　<br /><br />　この「艷」も、よく分らない言葉だが、要するに、「遥けき野邊を分け入りたまふより　いとものあはれなり　秋の花　みな衰へつつ　浅茅が原も枯れ枯れなる蟲の音に　松風すごく吹きあはせて　そのこととも聞き分かれぬほどに　物の音ども絶え絶え聞こえたる」のが、作者の感じる「艷」といふものであるか。漢字の「艷」、健康な女の色氣とは隨分と違ふやうである。</span></span><br /><br /><div style="text-align:center;"><a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4944013035?ie=UTF8&tag=yusunoki23-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4944013035">嵐山あたりの史跡と伝説と古典文学を訪ねて</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=yusunoki23-22&l=as2&o=9&a=4944013035" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" /></div><br /><a name="more"></a>

]]><![CDATA[
<br />オススメ・スポンサーサイト：
<a href="http://match.seesaa.jp/ot_listing.pl?aid=694663&sid=tamanowogusi&tid=seesaa_hotspot&k=%E5%81%A5%E5%BA%B7&hid=35">健康</a>&nbsp;|&nbsp;<a href="http://match.seesaa.jp/ot_listing.pl?aid=694663&sid=tamanowogusi&tid=seesaa_hotspot&k=%E7%94%B3%E8%BE%BC%E3%81%BF&hid=35">申込み</a>&nbsp;|&nbsp;<a href="http://match.seesaa.jp/ot_listing.pl?aid=694663&sid=tamanowogusi&tid=seesaa_hotspot&k=%E5%8F%B2%E8%B7%A1&hid=35">史跡</a> 
]]></content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://tamanowogusi.seesaa.net/article/123115544.html">
<link>http://tamanowogusi.seesaa.net/article/123115544.html</link>
<title>第十卷 賢木（さかき） 一（齋宮の御下り近うなりゆくままに）&lt;br /&gt;</title>
<description>   第十卷 賢木（さかき） 一（齋宮の御下り近うなりゆくままに） 齋宮（さいぐう）の御下り 近うなりゆくままに 御息所 もの心細く思ほす やむごとなく わづらはしきものにおぼえたまへりし大殿の君も亡せたまひて後 さりともと世人も聞こえあつかひ 宮のうちにも心ときめきせしを その後（のち）しも かき絶え あさましき御もてなしを見たまふに まことに憂しと思すことこそありけめと 知り果てたまひぬれば よろづのあはれを思し捨てて ひたみちに出で立ちたまふ 親添ひて下りたまふ例（れい...</description>
<dc:subject>日記</dc:subject>
<dc:creator>ゆふづつ</dc:creator>
<dc:date>2009-07-10T00:00:00+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
<img src="http://tamanowogusi.up.seesaa.net/image/sakaki.jpg" width="300" height="225" border="0" align="" alt="sakaki.jpg" onclick="location.href = 'http://tamanowogusi.seesaa.net/upload/detail/image/sakaki.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /><br /><br /><span style="font-size:large;">　　　第十卷　賢木（さかき）　一（齋宮の御下り近うなりゆくままに）<br /><br />　齋宮（さいぐう）の御下り　近うなりゆくままに<br /><br />　御息所　もの心細く思ほす　やむごとなく　わづらはしきものにおぼえたまへりし大殿の君も亡せたまひて後　さりともと世人も聞こえあつかひ　宮のうちにも心ときめきせしを<br /><br />　その後（のち）しも　かき絶え　あさましき御もてなしを見たまふに　まことに憂しと思すことこそありけめと　知り果てたまひぬれば<br /><br />　よろづのあはれを思し捨てて　ひたみちに出で立ちたまふ　親添ひて下りたまふ例（れい）も　ことになけれど　いと見放ちがたき御ありさまなるにことつけて　憂き世を行き離れむ　と思すに<br /><br />　大將の君　さすがに　今はとかけ離れたまひなむも　口惜しく思されて　御消息ばかりは　あはれなるさまにて　たびたび通ふ<br /><br />　對面したまはむことをば　今さらにあるまじきことと　女君も思す<br /><br />　人は　心づきなしと思ひ置きたまふこともあらむに　我は　今すこし思ひ亂るることのまさるべきを<br /><br />　あいなし　と心強く思すなるべし<br /><br />＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊<br /><br />　齋宮の御伊勢下りが近くなるにつれ　御息所はもの心細く思はれるやうになる<br /><br />　重々しく煩はしいものに思はれた左大臣の姫君が亡くなられたあとは<br />　すはこそと　世人も取り沙汰し　野の宮に仕へる者たちも期待してゐたが<br /><br />　當の源氏の君がプッツリ　御見限りとしか思はれないやうな御態度　君もすっかりと愛想盡かしをされたに違ひない<br /><br />　と思ひ知ったので　もう樣々の未練を振り捨て　ひたすら御伊勢に向かって發たれる<br /><br />　母親が添ふて伊勢に下る例がある譯でもないが　齊宮が幼く　一人任せには出來無いとの口實を設け　憂き世を離れようとなさる<br /><br />　大將の君は　今はと遠く離れておしまひになるのが　さすがにいとほしく思はれ　お手紙だけは　なにかと御氣持を込め　たびたび通はされた<br /><br />　ただ　今更　對面でもなからうと　女君も思し　君の心はもう離れていらっしゃるのだから　なまじっか逢ひでもすれば　こちらの氣持がまた少しは搖れ動くことにもなる<br /><br />　無用の足掻きはすまいと　氣持を引き締められるのであらう<br /><br />＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊<br /><br />「あいなし　と心強く思すなるべし」<br /><br />「あいなし」といふ言葉は、おそらく、「あひなし」の訛ったもので、「とくに譯もない」「關りがない」といふやうな意味合ひを持つのだらう。<br /><br />　しかし、「合へなし」とも混同され、うまく調合出來ないといふ意味合ひから、どうにもならないといふ場合にも使ふ。ここではその意味で、今更逢って話したところでよりが戻る譯でもない、といふ諦めの氣持で「あいなし」と割り切るのであらう。いかにも女性的、消極的な割り切り方である。</span><br /><br /><iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=yusunoki23-22&o=9&p=8&l=as1&asins=409362061X&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=FFFFFF&bg1=FFFFFF&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe><br /><a name="more"></a>

]]><![CDATA[
]]></content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://match.seesaa.jp/ot_listing.pl?aid=694663&amp;sid=tamanowogusi&amp;tid=seesaa_hotspot&amp;k=%E9%80%B2%E7%A0%94%E6%A8%A1%E8%A9%A6&amp;hid=35">
<link>http://match.seesaa.jp/ot_listing.pl?aid=694663&amp;sid=tamanowogusi&amp;tid=seesaa_hotspot&amp;k=%E9%80%B2%E7%A0%94%E6%A8%A1%E8%A9%A6&amp;hid=35</link>
<title>[PR]注目のキーワード「進研模試」</title>
<description><![CDATA[
<a href="http://match.seesaa.jp/ot_listing.pl?aid=694663&sid=tamanowogusi&tid=seesaa_hotspot&k=%E6%95%B0%E5%AD%A6&hid=35">数学</a>&nbsp;|&nbsp;<a href="http://match.seesaa.jp/ot_listing.pl?aid=694663&sid=tamanowogusi&tid=seesaa_hotspot&k=%E5%AD%A6%E6%A0%A1&hid=35">学校</a>&nbsp;|&nbsp;<a href="http://match.seesaa.jp/ot_listing.pl?aid=694663&sid=tamanowogusi&tid=seesaa_hotspot&k=%E3%83%86%E3%82%B9%E3%83%88&hid=35">テスト</a>&nbsp;|&nbsp;<a href="http://match.seesaa.jp/ot_listing.pl?aid=694663&sid=tamanowogusi&tid=seesaa_hotspot&k=%E6%A8%A1%E8%A9%A6&hid=35">模試</a>&nbsp;|&nbsp;<a href="http://match.seesaa.jp/ot_listing.pl?aid=694663&sid=tamanowogusi&tid=seesaa_hotspot&k=%E5%9B%BD%E8%AA%9E&hid=35">国語</a>&nbsp;|&nbsp;<a href="http://match.seesaa.jp/ot_listing.pl?aid=694663&sid=tamanowogusi&tid=seesaa_hotspot&k=%E8%8B%B1%E8%AA%9E&hid=35">英語</a>&nbsp;|&nbsp;<a href="http://match.seesaa.jp/ot_listing.pl?aid=694663&sid=tamanowogusi&tid=seesaa_hotspot&k=%E3%81%84%E3%81%84&hid=35">いい</a>&nbsp;|&nbsp;<a href="http://match.seesaa.jp/ot_listing.pl?aid=694663&sid=tamanowogusi&tid=seesaa_hotspot&k=orz&hid=35">orz</a>&nbsp;|&nbsp;<a href="http://match.seesaa.jp/ot_listing.pl?aid=694663&sid=tamanowogusi&tid=seesaa_hotspot&k=%E6%95%B0%E5%AD%A6100%E5%88%86&hid=35">数学100分</a>&nbsp;|&nbsp;<a href="http://match.seesaa.jp/ot_listing.pl?aid=694663&sid=tamanowogusi&tid=seesaa_hotspot&k=%E5%8B%89%E5%BC%B7&hid=35">勉強</a>
]]></description>
<dc:date>2009-07-10T00:00:00+09:00</dc:date>
<dc:creator>ads by Seesaa</dc:creator>
</item>
<item rdf:about="http://tamanowogusi.seesaa.net/article/123046647.html">
<link>http://tamanowogusi.seesaa.net/article/123046647.html</link>
<title>第九卷 葵 四十六（宮の御消息にて今日は）</title>
<description>   第九卷 葵 四十六（宮の御消息にて今日は） 宮の御消息にて 今日は いみじく思ひたまへ忍ぶるを かく渡らせたまへるになむ なかなか など聞こえたまひて 昔にならひはべりにける御よそひも 月ごろは いとど涙に霧りふたがりて 色あひなく御覽ぜられはべらむと思ひたまふれど 今日ばかりは なほやつれさせたまへ とて いみじくし盡くしたまへるものども また重ねてたてまつれたまへり かならず今日たてまつるべき と思しける御下襲は 色も織りざまも 世の常ならず 心ことなるを かひなく...</description>
<dc:subject>日記</dc:subject>
<dc:creator>ゆふづつ</dc:creator>
<dc:date>2009-07-09T00:00:00+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
<span style="font-size:large;">　　　第九卷　葵　四十六（宮の御消息にて今日は）<br /><br />　宮の御消息にて<br /><br />　今日は　いみじく思ひたまへ忍ぶるを　かく渡らせたまへるになむ　なかなか<br /><br />　など聞こえたまひて<br /><br />　昔にならひはべりにける御よそひも　月ごろは　いとど涙に霧りふたがりて　色あひなく御覽ぜられはべらむと思ひたまふれど　今日ばかりは　なほやつれさせたまへ<br /><br />　とて　いみじくし盡くしたまへるものども　また重ねてたてまつれたまへり<br /><br />　かならず今日たてまつるべき　と思しける御下襲は　色も織りざまも　世の常ならず　心ことなるを　かひなくやはとて　着替へたまふ<br /><br />　來ざらましかば　口惜しう思さましと　心苦し　御返りに<br /><br />　春や来ぬるとも　まづ御覽ぜられになむ　參りはべりつれど　思ひたまへ出でらるること多くて　え聞こえさせはべらず<br /><br />　あまた年　今日改めし　色衣　きては涙ぞ　ふる心地する　えこそ思ひたまへしづめね<br /><br />　と聞こえたまへり　御返り<br /><br />　新しき　年ともいはず　ふるものは　ふりぬる人の　涙なりけり<br /><br />　おろかなるべきことにぞあらぬや<br /><br />＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊<br /><br />　故姫の母宮からの御挨拶にて<br /><br />　今日は元日でもあり　たいそう堪へてをりましたが　このやうに御來訪戴き　却って悲しさも増しまして<br /><br />　などと申し上げる<br /><br />　新年の例に習ひ　今年もお誂へしました御裝束　この頃はひどく涙に霧り塞がってをりまして　色合ひなど御氣に召さないとは存じますが　<br /><br />　今日のところは　なほ宥恕してお召し下さいますやう<br /><br />　とて　隨分と懇ろに調へた上に　さらに誂へ重ねたものを奉った　是非にも本日にとお支度して差し上げた御下襲は　色も織りざまも　世の常ならず格別で　<br /><br />　君も　これを無にすることは出來ぬと　お着替へになる　今日　萬が一にも　こちらへ來ることがなかったら　折角の厚意を臺無しにするところであったと　君も有難く　胸潰れる思ひだ<br /><br />　その御禮に<br /><br />　新しい春も來ました　とも思って戴かうと參りましたが　やはり　次から次　思ひ出が溢れ出まして　もう何も申し上げることが出來ません<br /><br />　あまた年　今日改めし　色衣　きては涙ぞ　ふる心地する　<br /><br />〔けふのこの日に　もう幾年　この色衣を改めて來（着）ましたことか　しかし　けふは昔に歸ったやうで　涙が降ります〕<br /><br />　この氣持を抑へること叶はず<br /><br />　と申し上げる　大宮の御返り<br /><br />　新しき　年ともいはず　ふるものは　ふりぬる人の　涙なりけり<br />　<br />〔折角の新年を　降るのは　歳を經（ふ）った　この老女の涙だけでございました〕<br /><br />　と　そのお悲しみは　底もみえない　　　（葵卷　了）</span><br /><br /><div style="text-align:center;"><a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4838103921?ie=UTF8&tag=yusunoki23-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4838103921">京都時代MAP 平安京編</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=yusunoki23-22&l=as2&o=9&a=4838103921" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" /></div><a name="more"></a>

]]><![CDATA[
<br />オススメ・スポンサーサイト：
<a href="http://match.seesaa.jp/ot_listing.pl?aid=694663&sid=tamanowogusi&tid=seesaa_hotspot&k=%E4%BA%AC%E9%83%BD&hid=35">京都</a>&nbsp;|&nbsp;<a href="http://match.seesaa.jp/ot_listing.pl?aid=694663&sid=tamanowogusi&tid=seesaa_hotspot&k=%E5%A4%A7%E5%AE%AE&hid=35">大宮</a> 
]]></content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://tamanowogusi.seesaa.net/article/122976226.html">
<link>http://tamanowogusi.seesaa.net/article/122976226.html</link>
<title>第九卷 葵 四十五（朔日の日は例の院に參りたまひてぞ）</title>
<description>   第九卷 葵 四十五（朔日の日は例の院に參りたまひてぞ） 朔日（ついたち）の日は 例の 院に參りたまひてぞ 内裏 春宮などにも參りたまふ それより大殿にまかでたまへり 大臣 新しき年ともいはず 昔の御ことども聞こえ出でたまひて さうざうしく悲しと思すに いとどかくさへ渡りたまへるにつけて 念じ返したまへど 堪へがたう思したり 御年の加はるけにや ものものしきけさへ添ひたまひて ありしより けに きよらに見えたまふ 立ち出でて 御方に入りたまへれば 人びともめづらしう見たて...</description>
<dc:subject>日記</dc:subject>
<dc:creator>ゆふづつ</dc:creator>
<dc:date>2009-07-08T00:00:00+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
<span style="font-size:large;">　　　第九卷　葵　四十五（朔日の日は例の院に參りたまひてぞ）<br /><br />　朔日（ついたち）の日は　例の　院に參りたまひてぞ　内裏　春宮などにも參りたまふ<br /><br />　それより大殿にまかでたまへり　大臣　新しき年ともいはず　昔の御ことども聞こえ出でたまひて　さうざうしく悲しと思すに　いとどかくさへ渡りたまへるにつけて　念じ返したまへど　堪へがたう思したり<br /><br />　御年の加はるけにや　ものものしきけさへ添ひたまひて　ありしより　けに　きよらに見えたまふ<br /><br />　立ち出でて　御方に入りたまへれば　人びともめづらしう見たてまつりて　忍びあへず<br /><br />　若君　見たてまつりたまへば　こよなうおよすけて　笑ひがちにおはするも　あはれなり<br /><br />　まみ　口つき　ただ春宮の御同じさまなれば　人もこそ見たてまつり　とがむれ　と見たまふ<br /><br />　御しつらひなども變はらず　御衣掛（みぞかけ）の御装束（OHOM　SHAUZOKU）など　例のやうに　し掛けられたるに　女のが竝ばぬこそ　榮なくさうざうしけれ <br /><br />＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊<br /><br />　元日は　恆例により　院に參られてから　内裏　春宮などにも參りたまふ　<br /><br />　それから左大臣邸に下がられる　大臣は新年にも關らず　却りて昔のお話ばかりなされ　姫の無き正月を悲しく思していらっしゃる<br /><br />　そこへ君がお渡りになり　堪へに堪へていらしたのがはち切れ　つひに堪へ切れぬやうになられた<br /><br />　君は　新年にて　お歳も一つ加はったせいか　貫祿もおつきになり　以前にもまして秀麗になられた<br /><br />　嘗ての葵君のお部屋　今は若君である夕霧の部屋へ立ち寄られると　女房たちも歓び　涙を抑へることが出來ない<br /><br />　若君を御覽になると　隨分と成長なされ　よく笑まれるのも　實に可愛いらしい　目元　口の邊り　全く春宮とっそっくりであるから　人が見れば妙だと思ひはしないか　と心配になられる<br /><br />　お部屋の設へも變はらず　衣桁に掛けられた御装束など　普段のやうに掛けらてゐるが　女の裝束だけ無いのが　もの足らず　寂しげに見えた<br /><br />＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊<br /><br />　古代においては、おそらく人の年齡を數へることが無かったのであらう。數（かず）といふのは、その言葉通り、一つに見えるものを「ひとつ」、それとは別のものを「ふたつ」、さらに違ふものを「みつ」と唱へて言ふ言葉だったからである。「つ」は「つぶつぶ」の「つ」と同じ、一塊に見える物を指す。<br /><br />　人間の生きてゐる時間を、地球が太陽を周遊する囘數に刻み、年齡を唱へる習慣といふものは、支那から暦が入ってから為したものなのであらう。それが證憑に、同じ朝廷が編纂した歴史書である記紀において、古いアメノシタシロシメシキスメラミコトの年齡が一致してゐない。<br /><br />　記紀ともに編纂者は支那の正史や漢文明を知悉する、當時の一級知識人であるから、傳承における年齡の矛盾は惱みの種であったに違ひないが、ともかくもこれを「編集」により整合すれば「かがみ」としての意味は無くなる譯であり、しかしそのまま援用すれば「正史」としての體裁は臺無しになる。<br /><br />　これを、古事記の場合は敢へてそのまま記すことで、日本書紀の場合は注釋を用ゐることで乘り切らうとしたのであらう。傳承における沒年や年齡は、おそらく紀元後、漢文明が入ったあとに作られたもので、本來、大和民族には沒年を記録したり、年齡を唱へる習慣はなかったものと思はれる。<br /><br />　例へば、今日から七日間の日にちを數へる場合も、ひとか、ふつか、みか、と數へて行く。この場合の「みか」といふのは、初めからの三日間をまとめて言ふ言葉であり、三日目のみを指してゐるのではない。かやうに時間をぶつ切らず、重奏的・重層的に扱ふのが古い感性であった。<br /><br />　しかし支那の暦法が入ったとき、とくに「三日目」だけを指す言葉として、「みかのひ」と言ふやうになった。これは、初めから數へて「みか」となるべき日といふやうな意味である。本來の「みか」の事は「みかのあひだ」などと言ふ。<br /><br />　暦といふ漢字も「こよみ」とは訓むが、暦と「こよみ」は似てゐるやうで對極的な概念であらう。暦は時間の流れを、太陽周期や日周期、月周で無理に割り切ったもので、本來は關係のない年と月、月と日を整合させるため、閏を設けるなど、大變複雜な工夫を必要とする。ただ、暦の結果は、毎年元日、全ての人々の年齡が一氣に一つ増えるといふ、極めて「便利」なものである。<br /><br />　これに對し、そもそも全く別のものである日の動き、月の動き、日の動きを相互に關連させようなどといふ考へは我が國にはなかった。むろん、稲作が始まってから、暦に似た概念は必要になるが、これも年毎に、季節の往來の「來（き）」と「經（へ）」を「讀」み、相談の上定めたのであり、村落ごとに定めたものであらう。<br /><br />　アメノシタシロシメスミコトといふ我が國獨特の地位も、おそらくその「きへよみ（こよみ）」なども司り、農事を束ねる長老として、やがては國家統合の柱にまで成長されたものであらう。</span><br /><br /><div style="text-align:right;"><a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4480037780?ie=UTF8&tag=yusunoki23-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4480037780">カラダで感じる源氏物語 (ちくま文庫)</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=yusunoki23-22&l=as2&o=9&a=4480037780" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" /></div><br /><a name="more"></a>

]]><![CDATA[
<br />オススメ・スポンサーサイト：
<a href="http://match.seesaa.jp/ot_listing.pl?aid=694663&sid=tamanowogusi&tid=seesaa_hotspot&k=%E7%9B%AE%E5%85%83&hid=35">目元</a>&nbsp;|&nbsp;<a href="http://match.seesaa.jp/ot_listing.pl?aid=694663&sid=tamanowogusi&tid=seesaa_hotspot&k=%E3%81%8F%E3%81%BE&hid=35">くま</a>&nbsp;|&nbsp;<a href="http://match.seesaa.jp/ot_listing.pl?aid=694663&sid=tamanowogusi&tid=seesaa_hotspot&k=%E5%8F%AF%E6%84%9B%E3%81%84&hid=35">可愛い</a> 
]]></content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://match.seesaa.jp/ot_listing.pl?aid=694663&amp;sid=tamanowogusi&amp;tid=seesaa_hotspot&amp;k=%E3%83%AC%E3%82%AE%E3%82%AA%E3%83%B3&amp;hid=35">
<link>http://match.seesaa.jp/ot_listing.pl?aid=694663&amp;sid=tamanowogusi&amp;tid=seesaa_hotspot&amp;k=%E3%83%AC%E3%82%AE%E3%82%AA%E3%83%B3&amp;hid=35</link>
<title>[PR]注目のキーワード「レギオン」</title>
<description><![CDATA[
<a href="http://match.seesaa.jp/ot_listing.pl?aid=694663&sid=tamanowogusi&tid=seesaa_hotspot&k=%E6%84%9F%E3%81%98&hid=35">感じ</a>&nbsp;|&nbsp;<a href="http://match.seesaa.jp/ot_listing.pl?aid=694663&sid=tamanowogusi&tid=seesaa_hotspot&k=%E3%81%84%E3%81%84&hid=35">いい</a>&nbsp;|&nbsp;<a href="http://match.seesaa.jp/ot_listing.pl?aid=694663&sid=tamanowogusi&tid=seesaa_hotspot&k=AION&hid=35">AION</a>&nbsp;|&nbsp;<a href="http://match.seesaa.jp/ot_listing.pl?aid=694663&sid=tamanowogusi&tid=seesaa_hotspot&k=%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%90%E3%83%BC&hid=35">メンバー</a>&nbsp;|&nbsp;<a href="http://match.seesaa.jp/ot_listing.pl?aid=694663&sid=tamanowogusi&tid=seesaa_hotspot&k=%E8%AA%AD%E3%82%80&hid=35">読む</a>&nbsp;|&nbsp;<a href="http://match.seesaa.jp/ot_listing.pl?aid=694663&sid=tamanowogusi&tid=seesaa_hotspot&k=%E6%B5%81%E6%98%9F&hid=35">流星</a>&nbsp;|&nbsp;<a href="http://match.seesaa.jp/ot_listing.pl?aid=694663&sid=tamanowogusi&tid=seesaa_hotspot&k=%E4%B8%80%E7%B7%92%E3%81%AB&hid=35">一緒に</a>&nbsp;|&nbsp;<a href="http://match.seesaa.jp/ot_listing.pl?aid=694663&sid=tamanowogusi&tid=seesaa_hotspot&k=%E9%AD%94%E6%97%8F&hid=35">魔族</a>&nbsp;|&nbsp;<a href="http://match.seesaa.jp/ot_listing.pl?aid=694663&sid=tamanowogusi&tid=seesaa_hotspot&k=%E3%82%AF%E3%82%A8%E3%82%B9%E3%83%88&hid=35">クエスト</a>&nbsp;|&nbsp;<a href="http://match.seesaa.jp/ot_listing.pl?aid=694663&sid=tamanowogusi&tid=seesaa_hotspot&k=%E3%83%AC%E3%82%AE%E3%83%A1%E3%83%B3&hid=35">レギメン</a>
]]></description>
<dc:date>2009-07-08T00:00:00+09:00</dc:date>
<dc:creator>ads by Seesaa</dc:creator>
</item>
<item rdf:about="http://tamanowogusi.seesaa.net/article/122895699.html">
<link>http://tamanowogusi.seesaa.net/article/122895699.html</link>
<title>第九卷 葵 四十四（かの御息所はいといとほしけれど）</title>
<description>   第九卷 葵 四十四（かの御息所はいといとほしけれど） かの御息所は いといとほしけれど まことのよるべと頼みきこえむには かならず心おかれぬべし 年ごろのやうにて見過ぐしたまはば さるべき折ふしに もの聞こえあはする人にてはあらむ など さすがに ことのほかには思し放たず この姫君を 今まで世人もその人とも知りきこえぬも 物げなきやうなり 父宮に知らせきこえてむ と 思ほしなりて 御裳着（おほむもぎ）のこと 人にあまねくはのたまはねど なべてならぬさまに思しまうくる御用...</description>
<dc:subject>日記</dc:subject>
<dc:creator>ゆふづつ</dc:creator>
<dc:date>2009-07-07T00:00:00+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
<span style="font-size:large;">　　　第九卷　葵　四十四（かの御息所はいといとほしけれど）<br /><br />　かの御息所は　いといとほしけれど　まことのよるべと頼みきこえむには　かならず心おかれぬべし　年ごろのやうにて見過ぐしたまはば　さるべき折ふしに　もの聞こえあはする人にてはあらむ<br /><br />　など　さすがに　ことのほかには思し放たず<br /><br />　この姫君を　今まで世人もその人とも知りきこえぬも　物げなきやうなり　父宮に知らせきこえてむ　と　思ほしなりて　御裳着（おほむもぎ）のこと　人にあまねくはのたまはねど　なべてならぬさまに思しまうくる御用意など　いとありがたけれど<br /><br />　女君は　こよなう疎みきこえたまひて　年ごろ　よろづに頼みきこえて　まつはしきこえけるこそ　あさましき心なりけれ　と　悔しうのみ思して<br /><br />　さやかにも見合はせたてまつりたまはず　聞こえ戯れたまふも　苦しうわりなきものに思しむすぼほれて　ありしにもあらずなりたまへる御ありさまを<br /><br />　をかしうもいとほしうも思されて　年ごろ　思ひきこえし本意なく　馴れはまさらぬ御けしきの　心憂きこと　と　怨みきこえたまふほどに　年も返りぬ<br /><br />＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊<br /><br />　あの六條御息所　君はたいへん御氣の毒には思ふが　まことの伴侶として頼るには　まづ足らぬことになる<br /><br />　それでも　今までのやうな間柄でもよいと仰るなら　然るべき折ふしに　話相手にはなる人ではあらう　と　全く御放念遊ばすことは　お出來にはならない<br /><br />　紫の姫君を　今までは日蔭の身に置いて來たが　それでは餘りだと　父親の兵部卿宮にもお知らせしよう　と思ひ立たれ<br /><br />　御裳着（女子成人式）など　大っぴらにはなさらぬものの　それなりに然るべくは御支度をなさる<br /><br />　そのお心遣ひなど　有難きことなれど<br /><br />　當の紫の君は　君をすっかりと嫌はれてしまひ　今まで色々と頼りにし　纏はりついたのさへ淺はかであったと　悔しがられるのみ<br /><br />　まともにお顏を合はることもなく　君が御冗談など仰っても　やらしく煩はしいとのみ思され　頑になって　すっかりと變はられてしまった<br /><br />　君は　をかしくも可哀さうにも思はれ<br /><br />　思った通りにはならないものだな　かう振られてしまふとは　まったくどうにもならない<br /><br />　と　零される間に　年が改まった</span><br /><br /><div style="text-align:right;"><a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4098250020?ie=UTF8&tag=yusunoki23-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4098250020">誰も教えてくれなかった『源氏物語』本当の面白さ (小学館101新書)</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=yusunoki23-22&l=as2&o=9&a=4098250020" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" /></div><br /><a name="more"></a>

]]><![CDATA[
]]></content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://tamanowogusi.seesaa.net/article/122824527.html">
<link>http://tamanowogusi.seesaa.net/article/122824527.html</link>
<title>第九卷 葵 四十三（かくて後は内裏にも院にも）</title>
<description>   第九卷 葵 四十三（かくて後は内裏にも院にも） かくて後は 内裏にも院にも あからさまに參りたまへるほどだに 靜心なく 面影（おもかげ）に戀しければ あやしの心や と 我ながら思さる 通ひたまひし所どころよりは うらめしげにおどろかしきこえたまひなどすれば いとほしと思すもあれど 新手枕（にひたまくら）の心苦しくて 夜をや隔てむ と 思しわづらはるれば いともの憂くて 惱ましげにのみもてなしたまひて 世の中の いと憂くおぼゆるほど 過ぐしてなむ 人にも見えたてまつるべき...</description>
<dc:subject>日記</dc:subject>
<dc:creator>ゆふづつ</dc:creator>
<dc:date>2009-07-06T00:00:00+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
<span style="font-size:large;">　　　第九卷　葵　四十三（かくて後は内裏にも院にも）<br /><br />　かくて後は　内裏にも院にも　あからさまに參りたまへるほどだに　靜心なく　面影（おもかげ）に戀しければ　あやしの心や　と　我ながら思さる<br /><br />　通ひたまひし所どころよりは　うらめしげにおどろかしきこえたまひなどすれば　いとほしと思すもあれど<br /><br />　新手枕（にひたまくら）の心苦しくて　夜をや隔てむ　と　思しわづらはるれば　いともの憂くて　惱ましげにのみもてなしたまひて<br /><br />　世の中の　いと憂くおぼゆるほど　過ぐしてなむ　人にも見えたてまつるべき<br /><br />　とのみいらへたまひつつ　過ぐしたまふ<br /><br />　今后（いまぎさき）は　御匣殿（みくしげどの）　なほこの大將にのみ　心つけたまへるを<br /><br />　げにはた　かくやむごとなかりつる方も　失せたまひぬめるを　さてもあらむに　などか口惜しからむ<br /><br />　など　大臣のたまふに　いと憎し　と　思ひきこえたまひて<br /><br />　宮仕へも　をさをさしくだに　しなしたまへらば　などか惡しからむ<br /><br />　と　參らせたてまつらむことを思しはげむ<br /><br />　君も　おしなべてのさまには　おぼえざりしを　口惜しとは思せど　ただ今は　ことざまに分くる御心もなくて<br /><br />　何かは　かばかり短かめる世に　かくて思ひ定まりなむ　人の怨みも負ふまじかりけり<br /><br />　と　いとど危ふく思し懲りにたり<br /><br />＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊<br /><br />　君も　かうなると　少し内裏や院に參る間も落ち着かず　姫の面影が戀しくちらついて來る　我ながらをかしなものだと思はれる<br /><br />　お通ひの方々からは　うらめしげな催促が來るので　氣の毒には思はれるものの　新手枕のお相手が愛しくて堪らず<br /><br />　夜をや隔てむ<br /><br />　〔萬葉集に「若草の　新手枕を　まきそめて　夜をや隔てん　憎くあらなくに」とあるやうに、一夜も逢はずに居られない〕<br /><br />　とばかり思ふに惱ましく　とても他所の女どころの騷ぎではない　もう面倒だから　ノイローゼにでも罹ってゐることにし<br /><br />　もう見る物　聞くもの　全てが鬱陶しくてなりません　かういふ状態から拔けましてのち　人樣のお目にかかりませう<br /><br />　とだけ御返事を書き　やり過ごしてしまはれる<br /><br />　弘徽殿の皇太后は　御匣殿（帝の装束を調進する役所、またその別當〔女官〕を指すが、ここでは朧月夜を指す）が　まだこの大將の君にのみ心を向けていらっしゃるのが癪で<br /><br />　右大臣が　しかしあの北の方も亡くなられたやうであるから　朧月夜が望みを遂げ　君と結ばれたとしても　別にどうといふこともあるまいに　など仰るが<br /><br />　それでも君を憎らしく思はれ　朧月夜が後宮にでもお仕へ出來れば文句はないのだがと　なほ入内させる意向を固めてゐる<br /><br />　君も　この朧月夜が竝の姫君にはおはさず　勿體ないとは思はれるが　ただ今は　餘事に感ける余裕もなく<br /><br />　仕方も無いな　かばかりの短い人生　これでよしとすべきか　人の怨みを買ふのも懲り懲りだし<br /><br />　と　もう危ないのは　いい加減に大懲りしていらした</span><br /><br />＊LINK　<A　HREF="http://genjibaa.fc2web.com/sound/download_.htm">＊音読＊（Reading aloud）　文迷（ふみまよう）　源氏物語　婆の部屋</A><a name="more"></a>

]]><![CDATA[
<br />オススメ・スポンサーサイト：
<a href="http://match.seesaa.jp/ot_listing.pl?aid=694663&sid=tamanowogusi&tid=seesaa_hotspot&k=%E3%81%BE%E3%81%8F%E3%82%89&hid=35">まくら</a> 
]]></content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://tamanowogusi.seesaa.net/article/122760732.html">
<link>http://tamanowogusi.seesaa.net/article/122760732.html</link>
<title>第九卷 葵 四十二（のたまひし餠忍びていたう夜更かして）</title>
<description>   第九卷 葵 四十二（のたまひし餠忍びていたう夜更かして） のたまひし餠 忍びて いたう夜更かして持て參れり 少納言はおとなしくて 恥づかしくや思さむ と 思ひやり深く心しらひて 娘の辨といふを呼び出でて これ 忍びて參らせたまへ とて 香壷（かうご）の筥（はこ）を一つ さし入れたり たしかに 御枕上に參らすべき祝ひの物にはべる あな かしこ あだにな と言へば あやし と思へど あだなることは まだならはぬものを とて 取れば まことに 今はさる文字 忌ませたまへよ よ...</description>
<dc:subject>日記</dc:subject>
<dc:creator>ゆふづつ</dc:creator>
<dc:date>2009-07-05T00:00:00+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
<span style="font-size:large;"><span style="color:#000065;">　　　第九卷　葵　四十二（のたまひし餠忍びていたう夜更かして）<br /><br />　のたまひし餠　忍びて　いたう夜更かして持て參れり<br /><br />　少納言はおとなしくて　恥づかしくや思さむ　と　思ひやり深く心しらひて　娘の辨といふを呼び出でて<br /><br />　これ　忍びて參らせたまへ　とて<br /><br />　香壷（かうご）の筥（はこ）を一つ　さし入れたり<br /><br />　たしかに　御枕上に參らすべき祝ひの物にはべる　あな　かしこ　あだにな<br /><br />　と言へば<br /><br />　あやし　と思へど<br /><br />　あだなることは　まだならはぬものを<br /><br />　とて　取れば<br /><br />　まことに　今はさる文字　忌ませたまへよ　よも混じりはべらじ<br /><br />　と言ふ　若き人にて　けしきもえ深く思ひ寄らねば　持て參りて　御枕上（おほむまくらがみ）の御几帳よりさし入れたるを　君ぞ　例の聞こえ知らせたまふらむかし<br /><br />　人はえ知らぬに　翌朝　この筥をまかでさせたまへるにぞ　親しき限りの人びと　思ひ合はすることどもありける<br /><br />　御皿（おほむさら）どもなど　いつのまにかし出でけむ　花足（けそく<br />）　いときよらにして　餠のさまも　ことさらび　いとをかしう調（ととの）へたり<br /><br />　少納言は　いと　かうしもや　とこそ思ひきこえさせつれ　あはれにかたじけなく　思しいたらぬことなき御心ばへを　まづうち泣かれぬ<br /><br />　さても　うちうちにのたまはせよな　かの人も　いかに思ひつらむ<br />　と　ささめきあへり<br /><br />＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊<br /><br />　御下命の御餠　惟光は拔き足差し足　とっぷり夜が更けてから持參する<br /><br />　しかし乳母の少納言に知れると　姫も恥づかしいだらうと　實に甚く氣を囘して　少納言の娘の辨といふのを呼び出した　<br /><br />　これを姫に　こっそりと運んで差し上げて下され<br /><br />　と　わざわざ隱し入れるための香壷筥を一個　渡してやる　<br /><br />　これは必ず御枕元に差し上げる祝ひの品でござる　あな　かしこ　ふしだらにしてはなりませぬぞ<br /><br />　と言ふ　辨は　をかしなことを言ふものだと<br /><br />　ふしだらだなんて　私はまだおぼこ娘なんですけど？<br /><br />　と言ひながら取る　<br /><br />　本當に今日は　冗談にも桃色文字はＮＧでござる　まさかとは思ひますが　念のために<br /><br />　と釘を刺す　若い娘はうすらとんかちで　子細までは察せず　ただ安直に持て參り　御枕元の御几帳に差し入れて來た<br /><br />　あとは君の方で何とか　姫には御説明されるのだらう<br /><br />　女房なども氣附いてゐないが　翌朝　この筥を下げるときになって　親しくお傍に仕へる女房たちは　さすがに　ははぁ　と膝を打つことがある<br /><br />　御皿など　いつのまにお誂へになったのか　花足（花柄を彫った臺脚）も實に上等　心にくいほどだし　御餅も　特別上等に誂へたものだ<br /><br />　少納言は　君がここまで手厚く思ひをかけて下さるとは思はなかったから　有難くも忝けなく　痒いところに手の届くやうな御配慮に　まづ感涙に咽んだ　<br /><br />　しかし　よく考へたら　私達にも一言御相談下さっても罰は當りますまい<br /><br />　あの惟光といふヒヒ　いったい何を考へてゐるんだか　けっ　まさか私達有能の総合職を　野暮でドジな役立たずだとでも踏んでゐるのかしら<br /><br />　など　ぶつくさ言ひ合ふのであった</span></span><br /><br /><iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=yusunoki23-22&o=9&p=8&l=as1&asins=B002APWQ50&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=FFFFFF&bg1=FFFFFF&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe><br /><a name="more"></a>

]]><![CDATA[
<br />オススメ・スポンサーサイト：
<a href="http://match.seesaa.jp/ot_listing.pl?aid=694663&sid=tamanowogusi&tid=seesaa_hotspot&k=%E3%81%BE%E3%81%8F%E3%82%89&hid=35">まくら</a>&nbsp;|&nbsp;<a href="http://match.seesaa.jp/ot_listing.pl?aid=694663&sid=tamanowogusi&tid=seesaa_hotspot&k=%E8%8A%B1%E6%9F%84&hid=35">花柄</a>&nbsp;|&nbsp;<a href="http://match.seesaa.jp/ot_listing.pl?aid=694663&sid=tamanowogusi&tid=seesaa_hotspot&k=%E5%A4%9C%E6%9B%B4%E3%81%8B%E3%81%97&hid=35">夜更かし</a> 
]]></content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://tamanowogusi.seesaa.net/article/122696229.html">
<link>http://tamanowogusi.seesaa.net/article/122696229.html</link>
<title>第九卷 葵 四十一（その夜さり亥の子餠參らせたり）&lt;br /&gt;</title>
<description>   第九卷 葵 四十一（その夜さり亥の子餠參らせたり） その夜さり 亥の子餠（ゐのこもちひ） 參らせたり かかる御思ひのほどなれば ことことしきさまにはあらで こなたばかりに をかしげなる檜破籠（ひわりご）などばかりを 色々にて參れるを見たまひて 君 南のかたに出でたまひて 惟光を召して この餠 かう數々に所狭きさまにはあらで 明日の暮れに參らせよ 今日は忌ま忌ましき日なりけり と うちほほ笑みてのたまふ御けしきを 心とき者にて ふと思ひ寄りぬ 惟光 たしかにも承らで げに...</description>
<dc:subject>日記</dc:subject>
<dc:creator>ゆふづつ</dc:creator>
<dc:date>2009-07-04T00:00:00+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
<span style="font-size:large;"><span style="color:#000098;">　　　第九卷　葵　四十一（その夜さり亥の子餠參らせたり）<br /><br />　その夜さり　亥の子餠（ゐのこもちひ）　參らせたり<br /><br />　かかる御思ひのほどなれば　ことことしきさまにはあらで　こなたばかりに　をかしげなる檜破籠（ひわりご）などばかりを　色々にて參れるを見たまひて<br /><br />　君　南のかたに出でたまひて　惟光を召して<br /><br />　この餠　かう數々に所狭きさまにはあらで　明日の暮れに參らせよ　今日は忌ま忌ましき日なりけり<br /><br />　と　うちほほ笑みてのたまふ御けしきを　心とき者にて　ふと思ひ寄りぬ　惟光　たしかにも承らで<br /><br />　げに　愛敬の初めは　日選（え）りして聞こし召すべきことにこそ　さても　子の子（ねのこ）は　いくつか仕うまつらすべうはべらむ<br /><br />　と　まめだちて申せば　三つが一つかにてもあらむかし　とのたまふに<br />　心得果てて　立ちぬ　もの馴れのさまや　と君は思す<br /><br />　人にも言はで　手づからといふばかり　里にてぞ　作りゐたりける　<br /><br />　君は　こしらへわびたまひて　今はじめ盜みもて來たらむ人の心地するも　いとをかしくて<br /><br />　年ごろあはれと思ひきこえつるは　片端（かたはし）にもあらざりけり　人の心こそ　うたてあるものはあれ　今は一夜も隔てむことのわりなかるべきこと　と思さる<br /><br />＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊<br /><br />　夜になり　君に亥の子餠〔十月初亥に作る亥の子形の餠。七種の粉を混ぜ込み、萬病祓、子孫繁盛に効くとされる〕が出される<br /><br />　服喪の折柄　大袈裟にはせず　西の對の姫君にだけ　洒落た檜破籠（木の皮で作った辨當箱）などばかり　色々に飾って差し上げた<br /><br />　それを御覽になった君は　〔初夜の翌々日に餠を食べる習慣を思ひ起こされ〕　南面に出て惟光を召され<br /><br />　あの餠のことだがね　あんなに仰山竝べたのぢゃなくてよいから　明日の暮れ　姫に差し上げよ　今日はどうも餘り具合の宜しくない日のやうだから<br /><br />　と　苦笑ひしながら仰る　ははぁと　勘の良い惟光はピンと來た　合點承知之助と<br /><br />　まこと　おぼこ姫樣の御愛嬌初めは　日も選んでお召し上がりになるのが宜しいかと　で　さう致しますと　亥の子ならぬ　翌日の子（ね）の子（こ）餠は　お幾つ差し上げたら宜しいでせうか<br /><br />　と　糞眞面目な顏で尋く　君が　三分の一ほどでよからう　と應へると　すっかり承知して返った　さすがにもの馴れたものだ　と君も痛く感心なさる　<br /><br />　惟光は誰にも漏らさず　下手をすれば自分でも捏ねかねない調子で　里に籠って亥の子餠を拵へるのであった<br /><br />　君は姫を宥めかね　今初めて拐ってでも來たかのやうな氣さへする　かうなるともう吾が娘ではなく　男としての氣持が一氣に燃え盛り<br /><br />　今までも可愛いと思っては來たが　それどころの話ではない　人の心は暴れ馬みたいなもの　今は一夜も逢はずにゐたら　壁を蹴っぽり　床を踏み破り　いったいどうなるであらうか　と思はれる</span></span><br /><br />      <div style="text-align:right;"><a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000WZO5UO?ie=UTF8&tag=yusunoki23-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=B000WZO5UO">源氏ノスタルジー</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=yusunoki23-22&l=as2&o=9&a=B000WZO5UO" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" /></div><br /><a name="more"></a>

]]><![CDATA[
<br />オススメ・スポンサーサイト：
<a href="http://match.seesaa.jp/ot_listing.pl?aid=694663&sid=tamanowogusi&tid=seesaa_hotspot&k=%E9%A3%9F%E3%81%B9%E3%82%8B&hid=35">食べる</a>&nbsp;|&nbsp;<a href="http://match.seesaa.jp/ot_listing.pl?aid=694663&sid=tamanowogusi&tid=seesaa_hotspot&k=%E5%8F%AF%E6%84%9B%E3%81%84&hid=35">可愛い</a> 
]]></content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://tamanowogusi.seesaa.net/article/122630199.html">
<link>http://tamanowogusi.seesaa.net/article/122630199.html</link>
<title>第九卷 葵 四十（人まにからうして）</title>
<description>   第九卷 葵 四十（人まにからうして） 人まに からうして頭もたげたまへるに 引き結びたる文 御枕（おほむまくら）のもとにあり 何心もなく ひき開けて見たまへば あやなくも 隔てけるかな 夜をかさね さすがに馴れし 夜の衣を と 書きすさびたまへるやうなり かかる御心おはすらむ とは かけても思し寄らざりしかば などて かう心憂かりける御心を うらなく頼もしきものに思ひきこえけむ と あさましう思さる 晝つかた 渡りたまひて 惱ましげにしたまふらむは いかなる御心地ぞ 今...</description>
<dc:subject>日記</dc:subject>
<dc:creator>ゆふづつ</dc:creator>
<dc:date>2009-07-03T00:00:00+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
<span style="font-size:large;"><span style="color:#320000;">　　　第九卷　葵　四十（人まにからうして）<br /><br />　人まに　からうして頭もたげたまへるに　引き結びたる文　御枕（おほむまくら）のもとにあり　何心もなく　ひき開けて見たまへば<br /><br />　あやなくも　隔てけるかな　夜をかさね　さすがに馴れし　夜の衣を<br /><br />　と　書きすさびたまへるやうなり　かかる御心おはすらむ　とは　かけても思し寄らざりしかば<br /><br />　などて　かう心憂かりける御心を　うらなく頼もしきものに思ひきこえけむ　と　あさましう思さる<br /><br />　晝つかた　渡りたまひて<br /><br />　惱ましげにしたまふらむは　いかなる御心地ぞ　今日は　碁も打たで　さうざうしや<br /><br />　とて　覗きたまへば　いよいよ御衣ひきかづきて臥したまへり　人びとは退（しりぞ）きつつさぶらへば　寄りたまひて<br /><br />　など　かくいぶせき御もてなしぞ　思ひのほかに心憂くこそおはしけれな　人もいかにあやしと思ふらむ<br /><br />　とて　御衾（おほむふすま）をひきやりたまへれば　汗におしひたして　額髮もいたう濡れたまへり<br /><br />　あな　うたて　これはいとゆゆしきわざぞよ<br /><br />　とて　よろづにこしらへきこえたまへど　まことに　いとつらしと思ひたまひて　つゆの御いらへもしたまはず<br /><br />　よしよし　さらに見えたてまつらじ　いと恥づかし<br /><br />　など怨じたまひて　御硯開けて見たまへど　物もなければ　若（わか）の御ありさまや　と　らうたく見たてまつりたまひて<br /><br />　日一日　入りゐて　慰めきこえたまへど　解けがたき御けしき　いとどらうたげなり<br /><br />＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊<br /><br />　人がゐなくなり　やうやく顏をお上げになると　枕元に　引き結びの文が置いてある　〔初夜の翌朝の習慣〕<br /><br />　何だらうと　引き開けて御覽になると<br /><br />　あやなくも　隔てけるかな　夜をかさね　さすがに馴れし　夜の衣を<br /><br />〔かうして契りを結んでみると　今まで　幾夜も幾夜も　共寢しながら　隔ての壁を設けて來たのが　をかしく思へます〕<br /><br />　と　思ふまま　書き流されたやうである　君が　こんな風にお考へでいらっしゃるとは　思ひもかけないことであったから<br /><br />　どうして　こんないやらしい御氣持の方を　平氣で良い方のやうに思ってゐたのだらうと　あさましさが募って來られる<br /><br />　晝近く　君が來られ<br /><br />　お加減でも惡さうですが　どうされましたか　今日は碁も打たないから　寂しいね<br /><br />　とて　覗かれるので　いよいよ御衣を引っ被って　臥してしまはれる<br /><br />　女房どもは　後ろに下がって控へてゐる　君は姫に寄って行かれ<br /><br />　どうして　さう塞ぎ込んでいらっしゃる　そんなに嫌味な御人だったのですか　人が見たら變に思ふでせう<br /><br />　とて　上掛けを剥いで御覽になると　汗をぐっしょりとかかれ　額髮がひどく濡れていらっしゃる<br /><br />　あぁ　何といふことだ　これはひどいことになってゐるではないか<br /><br />　とて　いろいろ　宥め賺されるが　姫は〔昨夜の荒行事を思ひ起こし〕　ますます厭になって　御返事もなさらない<br /><br />　それならばよし　もう逢ふのもこれきりに致さう　全くショックです<br /><br />〔穴に入り　穴に入りたし　あな憂しや〕<br /><br />　など　ぶつぶつと仰り<br /><br />　硯箱を開けて御覽になるが　御返歌もない　本當に何も知らなかったのだなと　と思ふと　かはいさうなことをした　と　實にいぢらしくなって<br /><br />　丸一日　つきっきりにお慰め申し上げるが　なかなか御機嫌が直らない　それがまた可愛いくて堪らない<br /><br />＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊<br /><br />　紫の上は　君に對する思ひが深すぎるゆゑ　かういふいやらしい所業をする氣持が圖りかね　許し難いと思ふ　君の歌を讀みながら　なほ御返歌も出て來ない　君にもそれが分るゆゑ　いよいよ愛が募るのである　この　やや喜劇的な「出逢ひ」の内に　二人は本當に深く結ばれて行く</span></span><br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4140810343?ie=UTF8&tag=yusunoki23-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4140810343">共感する女脳、システム化する男脳</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=yusunoki23-22&l=as2&o=9&a=4140810343" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" /><br /><a name="more"></a>

]]><![CDATA[
<br />オススメ・スポンサーサイト：
<a href="http://match.seesaa.jp/ot_listing.pl?aid=694663&sid=tamanowogusi&tid=seesaa_hotspot&k=%E3%81%B6%E3%81%A4%E3%81%B6%E3%81%A4&hid=35">ぶつぶつ</a>&nbsp;|&nbsp;<a href="http://match.seesaa.jp/ot_listing.pl?aid=694663&sid=tamanowogusi&tid=seesaa_hotspot&k=%E3%81%BE%E3%81%8F%E3%82%89&hid=35">まくら</a>&nbsp;|&nbsp;<a href="http://match.seesaa.jp/ot_listing.pl?aid=694663&sid=tamanowogusi&tid=seesaa_hotspot&k=%E7%A2%81&hid=35">碁</a>&nbsp;|&nbsp;<a href="http://match.seesaa.jp/ot_listing.pl?aid=694663&sid=tamanowogusi&tid=seesaa_hotspot&k=%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%82%AF&hid=35">ショック</a> 
]]></content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://tamanowogusi.seesaa.net/article/122570799.html">
<link>http://tamanowogusi.seesaa.net/article/122570799.html</link>
<title>第九卷 葵 三九（御方に渡りたまひて）</title>
<description>   第九卷 葵 三九（御方に渡りたまひて） 御方に渡りたまひて 中將の君といふに 御足（みあし）など參りすさびて 大殿籠もりぬ あしたには 若君の御もとに 御文（おほむふみ）たてまつりたまふ  あはれなる御返りを見たまふにも 盡きせぬことどものみなむ いとつれづれに眺めがちなれど 何となき御歩き（あほむありき）も もの憂く思しなられて 思しも立たれず 姫君の 何ごともあらまほしう ととのひ果てて いとめでたうのみ見えたまふを 似げなからぬほどに はた 見なしたまへれば けし...</description>
<dc:subject>日記</dc:subject>
<dc:creator>ゆふづつ</dc:creator>
<dc:date>2009-07-02T00:00:00+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
<span style="font-size:large;"><span style="color:#650000;">　　　第九卷　葵　三九（御方に渡りたまひて）<br /><br />　御方に渡りたまひて　中將の君といふに　御足（みあし）など參りすさびて　大殿籠もりぬ<br /><br />　あしたには　若君の御もとに　御文（おほむふみ）たてまつりたまふ　<br />　あはれなる御返りを見たまふにも　盡きせぬことどものみなむ<br /><br />　いとつれづれに眺めがちなれど　何となき御歩き（あほむありき）も　もの憂く思しなられて　思しも立たれず<br /><br />　姫君の　何ごともあらまほしう　ととのひ果てて　いとめでたうのみ見えたまふを　似げなからぬほどに　はた　見なしたまへれば<br /><br />　けしきばみたることなど　折々聞こえ試みたまへど　見も知りたまはぬけしきなり<br /><br />　つれづれなるままに　ただこなたにて碁打ち　偏（へん）つぎなどしつつ　日を暮らしたまふに<br /><br />　心ばへのらうらうじく　愛敬（あいぎゃう）づき　はかなき戯（たはぶ）れごとのなかにも　うつくしき筋をし出でたまへば<br /><br />　思し放ちたる年月こそ　たださるかたのらうたさのみはありつれ　しのびがたくなりて　心苦しけれど　いかがありけむ<br /><br />　人の　けぢめ　見たてまつりわくべき御仲にもあらぬに　男君はとく起きたまひて　女君はさらに起きたまはぬ朝あり<br /><br />　人びと　いかなれば　かくおはしますならむ　御心地の例ならず思さるるにや<br /><br />　と見たてまつり嘆くに　君は渡りたまふとて　御硯（おほむすずり）の箱を　御帳のうちにさし入れて　おはしにけり<br /><br />＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊<br /><br />　御自分の部屋へ渡られ　女房の中將の君といふのに　御足など　たっぷりと　お揉ませになり　お休みになる<br /><br />　翌朝には　夕霧の若君の御もとに　御文を差し上げる　讀むも涙の御返事を御覽になり　思ひの盡きることはない<br /><br />　爲すこともなし　ぼぉっと過ごし勝ちなれど　かといって　お馴染みのあちらこちらへと　お歩きになる御氣分にもなれない<br /><br />　紫の姫君は　なにごとも良きに御成長遊ばされ　實によき佳人といってもをかしくはない　〔しかし他の男に指一本觸れさすつもりがない以上〕いつまでも娘とばかり扱ふ譯にも參らぬ　そろそろが頃合ひであらうか　ともお思ひになるので<br /><br />　それとなく試みたりはするが　そっちの氣は　まるで御存知もないやうな御樣子だ<br /><br />　つれづれなるまま　ただ此方へ來ては碁を打ち　偏つぎ（漢字の偏に關する遊びか）などしつつ　日を暮らしたまふ<br /><br />　しかし　姫　かういふ遊びには　至って利發でいらして　はかない戯れごとのなかにも　實にぴしゃりと氣の利いたことを爲さる<br /><br />　これを我が娘として養育した年月こそ　ただただ可愛いしいとだけ思っては來たけれども　女を意識し始めると　もう忍び難くなり　〔熱り立つ　ムスコ娘の　板挾み〕何とも複雜な御氣持になって來られる<br /><br />　どんな風に進んだのであらうか　父娘と夫婦の境目は他人にはそれと見えぬものなれど　ある朝　男君が早く起き出され　女君だけお起きにならぬことがあった<br /><br />　お仕への女房どもは　どうされたのだらう　お加減でもお惡いか　と御心配申し上げてゐたところ<br /><br />　君は御自分の部屋へ歸らうと　御硯の箱を　姫の御帳の中に差し込まれ　お出ましになった<br /><br />＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊<br /><br />　男の子の場合は、上流階級であらうと、嘗て葵上が滿十一歳の君にして上げたやうに、通常は思春期が來ると實地に仕込んでくれる女が出るものだらうが、女の子の場合は、ものの本を讀んでも、今の少女雑誌のやうに露骨な描寫がある譯でもなく、また男の仕へ人が實地に仕込む譯にも行かない。結局はものにしようとする男自身が仕込むことになる譯だが、それまで律儀に父親の役割に徹してゐた君の場合は、その心理的切り替へに正直戸惑ふ譯であらう。</span></span><br /><br /><iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=yusunoki23-22&o=9&p=8&l=as1&asins=B0021D5ETQ&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=FFFFFF&bg1=FFFFFF&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe><a name="more"></a>

]]><![CDATA[
<br />オススメ・スポンサーサイト：
<a href="http://match.seesaa.jp/ot_listing.pl?aid=694663&sid=tamanowogusi&tid=seesaa_hotspot&k=%E9%9B%91%E8%AA%8C&hid=35">雑誌</a>&nbsp;|&nbsp;<a href="http://match.seesaa.jp/ot_listing.pl?aid=694663&sid=tamanowogusi&tid=seesaa_hotspot&k=%E5%A4%AB%E5%A9%A6&hid=35">夫婦</a>&nbsp;|&nbsp;<a href="http://match.seesaa.jp/ot_listing.pl?aid=694663&sid=tamanowogusi&tid=seesaa_hotspot&k=%E7%A2%81&hid=35">碁</a>&nbsp;|&nbsp;<a href="http://match.seesaa.jp/ot_listing.pl?aid=694663&sid=tamanowogusi&tid=seesaa_hotspot&k=%E5%8F%AF%E6%84%9B%E3%81%84&hid=35">可愛い</a> 
]]></content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://tamanowogusi.seesaa.net/article/122510129.html">
<link>http://tamanowogusi.seesaa.net/article/122510129.html</link>
<title>第九卷 葵 三十八（二條院には方々拂ひみがきて）</title>
<description>   第九卷 葵 三十八（二條院には方々拂ひみがきて） 二條院には 方々（かたがた）拂（はら）ひみがきて 男女（をとこ をむな） 待ちきこえたり  上臈（じゃうらふ）ども皆參（ま）う上（のぼ）りて 我も我もと装束（しゃうぞ）き 化粧（けしゃう）じたるを見るにつけても かのゐ竝み屈じたりつるけしきどもぞ あはれに思ひ出でられたまふ 御装束（おほむさうぞく）たてまつり替へて 西の對に渡りたまへり 衣更（ころもがへ）の御しつらひ くもりなくあざやかに見えて よき若人（わかうど）童女...</description>
<dc:subject>日記</dc:subject>
<dc:creator>ゆふづつ</dc:creator>
<dc:date>2009-06-30T08:00:00+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
<span style="font-size:large;"><span style="color:#000000;">　　　第九卷　葵　三十八（二條院には方々拂ひみがきて）<br /><br />　二條院には　方々（かたがた）拂（はら）ひみがきて　男女（をとこ　をむな）　待ちきこえたり　<br /><br />　上臈（じゃうらふ）ども皆參（ま）う上（のぼ）りて　我も我もと装束（しゃうぞ）き　化粧（けしゃう）じたるを見るにつけても　かのゐ竝み屈じたりつるけしきどもぞ　あはれに思ひ出でられたまふ<br /><br />　御装束（おほむさうぞく）たてまつり替へて　西の對に渡りたまへり<br /><br />　衣更（ころもがへ）の御しつらひ　くもりなくあざやかに見えて　よき若人（わかうど）童女（わらはべ）の　形　姿　めやすくととのへて　少納言がもてなし　心もとなきところなう　心にくし　と見たまふ<br /><br />　姫君　いとうつくしう　ひきつくろひておはす<br /><br />　久しかりつるほどに　いとこよなうこそ　大人びたまひにけれ　とて　<br />　小さき御几帳（みきちゃう）ひき上げて　見たてまつりたまへば　うちそばみて　恥ぢらひたまへる御さま　飽かぬところなし<br /><br />　火影（ほかげ）の御かたはらめ　頭つきなど　ただ　かの心盡くしきこゆる人に違（たが）ふところなくなりゆくかな　と見たまふに　いとうれし<br /><br />　近く寄りたまひて　おぼつかなかりつるほどのことどもなど　聞こえたまひて<br /><br />　日ごろの物語　のどかに聞こえまほしけれど　忌ま忌ましうおぼえはべれば　しばし他方（ことかた）にやすらひて　參り来む　今は　とだえなく見たてまつるべければ　厭（いと）はしうさへや思されむ<br /><br />　と語らひきこえたまふを　少納言はうれしと聞くものから　なほ危ふく思ひきこゆ　やむごとなき忍び所多うかかづらひたまへれば　またわづらはしきや　立ち代はりたまはむ　と思ふぞ　憎き心なるや<br /><br />＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊<br /><br />　御自邸の二條院では　方々を拂ひ清め　磨き立てて　皆で　お待ちしてゐた<br /><br />　上役の女房ども　揃って參上し　我も我もと着飾って化粧してゐるのを見ては　左大臣邸の人々が　居竝んで燻ってゐた樣子が哀れに思はれた<br /><br />　御装束のお着替へをなさり　西の對にお渡りになる<br /><br />　衣服調度など　すっかりと冬物へ更へてあり　曇りもなく鮮やかに見える　<br /><br />　良き若女房や女の童の　姿　形　綺麗に整へてあり　紫の上乳母の少納言の差配　十分に行き屆き　心にくいばかりと御覽になる<br /><br />　姫君も　可愛いらしい身ごしらへで　君は<br /><br />　永らく見ぬ間に　隨分とまた大きくなられた　とて　小さな御几帳（移動式カーテン臺のカーテン）を引き上げ　御覽になると<br /><br />　ぷいと〓を向き　恥づかしがっていらっしゃる　かういふのが　君には堪らずに愛ほしい<br /><br />　横顔がほんのり　燈に照らされ　髮型など　あの身も焦がすほどに思はれる御方に　瓜二つになられて行くやうだ<br /><br />　さう御覽になると　もう嬉しくて　近くへ寄られ　なかなか來られず氣がかりであった日々の事などお話になり<br /><br />　近頃のこと　ゆっくりとお話したいが　何はともあれ　まだ服喪の身を愼む方がよからうから　しばらくは他所に籠り　それから參りませう<br /><br />　今はもういつでも逢へるやうになったのだから　貴女もうんざりされるかも知れない<br /><br />　などお話をなさる　少納言は嬉しく聞きながら　この君のことゆゑと　なほ危ふくも思ふ　なにしろ　大層なお忍び所を山ほど抱へていらっしゃる　また入れ替はり立ち代はり　面倒な女どもが現れるのではなからうか<br /><br />　など心配するのは　考へ過ぎといふものか</span></span><br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4108301366?ie=UTF8&tag=yusunoki23-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4108301366">随想二題―本居宣長をめぐって (新潮CD 講演 小林秀雄講演 第 5巻)</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=yusunoki23-22&l=as2&o=9&a=4108301366" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" /><br /><a name="more"></a>

]]><![CDATA[
<br />オススメ・スポンサーサイト：
<a href="http://match.seesaa.jp/ot_listing.pl?aid=694663&sid=tamanowogusi&tid=seesaa_hotspot&k=%E5%8C%96%E7%B2%A7&hid=35">化粧</a>&nbsp;|&nbsp;<a href="http://match.seesaa.jp/ot_listing.pl?aid=694663&sid=tamanowogusi&tid=seesaa_hotspot&k=%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%86%E3%83%B3&hid=35">カーテン</a>&nbsp;|&nbsp;<a href="http://match.seesaa.jp/ot_listing.pl?aid=694663&sid=tamanowogusi&tid=seesaa_hotspot&k=%E5%8F%AF%E6%84%9B%E3%81%84&hid=35">可愛い</a> 
]]></content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://tamanowogusi.seesaa.net/article/122448149.html">
<link>http://tamanowogusi.seesaa.net/article/122448149.html</link>
<title>第九卷 葵 三十七（若き人びとは所々に群れゐつつ）</title>
<description>   第九卷 葵 三十七（若き人びとは所々に群れゐつつ） 若き人びとは所々に群れゐつつ おのがどち あはれなることども うち語らひて 殿の思しのたまはするやうに 若君を見たてまつりてこそは 慰むべかめれと思ふも いとはかなきほどの御形見にこそ とて おのおの あからさまにまかでて參らむ と言ふもあれば かたみに別れ惜しむほど おのがじし あはれなることども多かり 院へ參りたまへれば いといたう面痩せにけり 精進にて日を經（ふ）るけにや と 心苦しげに思し召して 御前にて物など...</description>
<dc:subject>日記</dc:subject>
<dc:creator>ゆふづつ</dc:creator>
<dc:date>2009-06-30T00:00:00+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
<span style="font-size:large;">　　　第九卷　葵　三十七（若き人びとは所々に群れゐつつ）<br /><br />　若き人びとは所々に群れゐつつ　おのがどち　あはれなることども　うち語らひて<br /><br />　殿の思しのたまはするやうに　若君を見たてまつりてこそは　慰むべかめれと思ふも　いとはかなきほどの御形見にこそ<br /><br />　とて　おのおの　あからさまにまかでて參らむ　と言ふもあれば　かたみに別れ惜しむほど　おのがじし　あはれなることども多かり<br /><br />　院へ參りたまへれば　いといたう面痩せにけり　精進にて日を經（ふ）るけにや　と　心苦しげに思し召して<br /><br />　御前にて物など參らせたまひて　とやかくやと思し扱ひきこえさせたまへるさま　あはれにかたじけなし<br /><br />　中宮の御方（おほむかた）に參りたまへれば　人びと　めづらしがり見たてまつる<br /><br />　命婦の君して　思ひ盡きせぬことどもを　ほど經るにつけてもいかに　と　御消息聞こえたまへり<br /><br />　常なき世は　おほかたにも思うたまへ知りにしを　目に近く見はべりつるに　いとはしきこと多く思うたまへ亂れしも　たびたびの御消息に慰めはべりてなむ　今日までも<br /><br />　とて　さらぬ折だにある御けしき取り添へて　いと心苦しげなり　無紋の表の御衣に　鈍色（にびいろ）の御下襲（おほむしたがさね）　纓（えい）巻きたまへるやつれ姿　はなやかなる御装ひ（オホムヨソひ）よりも　なまめかしさ　まさりたまへり<br /><br />　春宮（とうぐう）にも久しう參らぬおぼつかなさなど　聞こえたまひて　夜更けてぞ　まかでたまふ<br /><br />＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊<br /><br />　若い女房たちは所々に群れ塊り　銘々　あはれなることなど　うち語らふ<br /><br />　左大臣が仰せのやうに　若君をば　お世話申し上げてをれば　多少は慰みもあるでせうけれど　餘り幼けなくて頼りない御形見ではございませんか<br /><br />　とて　おのおの　ちょっと里に下がって參りませう　と言ひ出すのも居り　互ひに別れを惜しむなどして　さういふ折は　それぞれみな　色々と感慨を催すことが多いものだ<br /><br />　君が參上すると　院は　君のお顏がたいそう窶れてしまひ　これも〔珍しく〕精進の日々を送る所爲であらうかと　かはいさうに思はれ<br /><br />　御前にて御食事などお摂らせになり　あれこれと御心配なさるのが　有難くも忝い<br /><br />　藤壺中宮の御方に參ると　女房たちが頻りに珍しがって歡待する　<br /><br />　宮は命婦の君をして<br /><br />　こたびは思ひも盡きせぬことにて　ほど經るにつけては如何<br /><br />　と　お悔やみを下される　君は<br /><br />　この世に安心なきことは　頭の中では分かってをりながら　やはりこの目で見ますと　厭はしいことが多く　思ひ亂れてをりましたが　たびたびの御便りを戴き　今日までも　何とか<br /><br />　とて　御息所への思ひが加はり　實においたはしい御樣子<br /><br />　無紋の喪服に　鈍色の御下襲　纓を巻きたまへる〔喪中は纓を内側に巻き上げておく慣し〕やつれ姿は　なまじ華やかな装ひよりも　雅やかに見える　<br /><br />　春宮にも久しくお目にかからず　心配で堪らぬ由など申し上げ　夜更けになって退出された</span><br /><br /><iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=yusunoki23-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4003021924&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=FFFFFF&bg1=FFFFFF&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe><br /><a name="more"></a>

]]><![CDATA[
<br />オススメ・スポンサーサイト：
<a href="http://match.seesaa.jp/ot_listing.pl?aid=694663&sid=tamanowogusi&tid=seesaa_hotspot&k=%E5%96%AA%E6%9C%8D&hid=35">喪服</a> 
]]></content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://tamanowogusi.seesaa.net/article/122405136.html">
<link>http://tamanowogusi.seesaa.net/article/122405136.html</link>
<title>第九卷 葵 三十六（御帳の前に御硯などうち散らして）&lt;br /&gt;</title>
<description>   第九卷 葵 三十六（御帳の前に御硯などうち散らして） 御帳（みちゃう）の前に 御硯（おほむすずり）などうち散らして 手習ひ捨てたまへるを取りて 目をおししぼりつつ見たまふを 若き人々は 悲しきなかにも ほほ笑むあるべし あはれなる古言（ふるごと）ども 唐のも大和（やまと）のも 書きけがしつつ 草（さう）にも眞名（まな）にも さまざま めづらしきさまに 書き混ぜたまへり かしこの御手（おほむて）や と 空を仰ぎて眺めたまふ よそ人に見たてまつりなさむが 惜しきなるべし 舊...</description>
<dc:subject>日記</dc:subject>
<dc:creator>ゆふづつ</dc:creator>
<dc:date>2009-06-29T00:00:00+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
<span style="font-size:large;">　　　第九卷　葵　三十六（御帳の前に御硯などうち散らして）<br /><br />　御帳（みちゃう）の前に　御硯（おほむすずり）などうち散らして　手習ひ捨てたまへるを取りて　目をおししぼりつつ見たまふを<br /><br />　若き人々は　悲しきなかにも　ほほ笑むあるべし　あはれなる古言（ふるごと）ども　唐のも大和（やまと）のも　書きけがしつつ　草（さう）にも眞名（まな）にも　さまざま　めづらしきさまに　書き混ぜたまへり<br /><br />　かしこの御手（おほむて）や　と　空を仰ぎて眺めたまふ　よそ人に見たてまつりなさむが　惜しきなるべし<br /><br />　舊（ふる）き枕　故（ふる）き衾（ふすま）　誰と共にか　とある所に<br /><br />　なき魂（たま）ぞ　いとど悲しき　寢（ね）し床の　あくがれがたき　心ならひに<br /><br />　また　霜の花白し　とある所に<br /><br />　君なくて　塵つもりぬる　常夏の　露うち払ひ　いく夜寢（い）ぬらむ<br /><br />　一日（ひとひ）の花なるべし　枯れて混じれり　宮に御覧ぜさせたまひて<br /><br />　いふかひなきことをば　さるものにて　かかる悲しき類ひ　世になくやはと　思ひなしつつ　契り長からで　かく心を惑はすべくてこそはありけめと　かへりてはつらく　前（さき）の世を思ひやりつつなむ　覺ましはべるを<br /><br />　ただ　日ごろに添へて　戀しさの堪へがたきと　この大將の君の　今はと　よそになりたまはむなむ　飽かず　いみじく思ひたまへらるる<br /><br />　一日（ひとひ）　二日（ふつか）も　見えたまはず　かれがれにおはせしをだに　飽かず胸いたく思ひはべりしを　朝夕の光失ひては　いかでかながらふべからむ<br /><br />　と　御聲（おほむこゑ）も　え忍びあへたまはず　泣いたまふに　御前なるおとなおとなしき人など　いと悲しくて　さとうち泣きたる　そぞろ寒き夕べのけしきなり<br /><br />＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊<br /><br />　御帳臺（母屋の中に一段高く設へた寢室や居間）の前には　君が御硯など散らかした跡があり　<br /><br />　左大臣は　君が手習ひなさり　お捨てになった反故を拾ひ上げ　むむ　これは何ぢゃと　涙を拭き絞りつつ御覽になる<br /><br />　その仕草に　若女房の中には　悲しき内にも　ついをかしくて笑ってしまふのもゐるやうである<br /><br />　あはれなる古言　唐のも大和のも　書き散らしつつ　草書にも楷書にも　色々と實に面白く書き混ぜていらっしゃる<br /><br />　それにしても見事な筆跡かなと　空を仰いで嘆息を吐かれる　姫亡き今となっては　他家の人と見なければならぬのが　殘念なのであらう<br /><br />　舊き枕　故き衾　誰と共にか〔鴛鴦（をしどり）の瓦は冷たくして霜華重し舊き枕故き衾誰とともにせん（白樂天、長恨歌、玄宗皇帝が亡き楊貴妃を偲ぶ歌）〕<br /><br />　と書かれてあり　そこへ<br /><br />　なき魂ぞ　いとど悲しき　寢し牀の　あくがれがたき　心ならひに<br /><br />〔目の前から消えてしまった　あの人は　どんなにか悲しいであらう　二人で添ひ寢した　この床は　離れ難い氣持になってゐたのだから〕<br /><br />　また　霜の花白し　とあり　そこには<br /><br />　君なくて　塵つもりぬる　常夏の　露うち払ひ　いく夜寢ぬらむ<br /><br />〔君のゐない　この床に　塵が積もってしまった　この床の涙を拂ひ拂ひしながら　幾夜寢たことか　「塵をだに　すゑじとぞ思ふ　咲きしより　妹とわが寢る　とこなつの花」（古今、凡河内躬恆）〕　<br /><br />　とある　先日大宮に送った常夏の花（撫子）であらうか　枯れたのが反故の間に混じってゐる<br /><br />　反故を大宮にも御覧に入れ<br /><br />　もう起きてしまったことは　仕方が無いことだ　かういふ悲しいことも　生きてゐる間は　經驗せずには濟まぬもの　さうも思ひ<br /><br />　計り知れぬ定めにより　娘との縁が短く　かう心を惑はすやうになってゐたのだ　なまじひ縁が無かった方がよかったとさへ思ふて　悲しみを振り拂はうとしたが<br /><br />　ただ日が經つにつれれ　娘への戀しさ懐かしさが昂じて來る<br /><br />　また我が大將の君が　もう今は他所へお移りになる　これがどうにも我慢ならない<br /><br />　今日は來られず　次の日もまたと　間を置いていらっしゃるのさへ　無性に胸の傷む思ひで來ましたものを　毎日がお先眞暗だといふことになれば　もう生きて行くことも出來ない<br /><br />　と　たうとう御聲を震はして泣き出された　御前に侍る年功の女房など　悲しくなって　ついお附き合ひの涙を零したり　そぞろに寒い夕べの有り樣</span><br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/448074004X?ie=UTF8&tag=yusunoki23-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=448074004X">本居宣長全集〈第4巻〉</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=yusunoki23-22&l=as2&o=9&a=448074004X" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" /><br /><a name="more"></a>

]]><![CDATA[
<br />オススメ・スポンサーサイト：
<a href="http://match.seesaa.jp/ot_listing.pl?aid=694663&sid=tamanowogusi&tid=seesaa_hotspot&k=%E5%A4%A7%E5%AE%AE&hid=35">大宮</a>&nbsp;|&nbsp;<a href="http://match.seesaa.jp/ot_listing.pl?aid=694663&sid=tamanowogusi&tid=seesaa_hotspot&k=%E6%A5%8A%E8%B2%B4%E5%A6%83&hid=35">楊貴妃</a> 
]]></content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://tamanowogusi.seesaa.net/article/122329581.html">
<link>http://tamanowogusi.seesaa.net/article/122329581.html</link>
<title>第九卷 葵 三十五（君もたびたび鼻うちかみて）</title>
<description>   第九卷 葵 三十五（君もたびたび鼻うちかみて） 君も たびたび鼻うちかみて 後れ先立つほどの定めなさは 世のさがと見たまへ知りながら さしあたりておぼえはべる心惑ひは 類ひあるまじきわざとなむ 院にも ありさま奏しはべらむに 推し量らせたまひてむ と聞こえたまふ さらば 時雨も隙なくはべるめるを 暮れぬほどに と そそのかしきこえたまふ うち見まはしたまふに 御几帳（みきちゃう）の後（うしろ） 障子（しゃうじ）のあなたなどの あき通りたるなどに 女房三十人（さむじふにむ...</description>
<dc:subject>日記</dc:subject>
<dc:creator>ゆふづつ</dc:creator>
<dc:date>2009-06-28T00:00:00+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
<span style="font-size:large;">　　　第九卷　葵　三十五（君もたびたび鼻うちかみて）<br /><br />　君も　たびたび鼻うちかみて<br /><br />　後れ先立つほどの定めなさは　世のさがと見たまへ知りながら　さしあたりておぼえはべる心惑ひは　類ひあるまじきわざとなむ　院にも　ありさま奏しはべらむに　推し量らせたまひてむ<br /><br />　と聞こえたまふ　さらば　時雨も隙なくはべるめるを　暮れぬほどに　と　そそのかしきこえたまふ<br /><br />　うち見まはしたまふに　御几帳（みきちゃう）の後（うしろ）　障子（しゃうじ）のあなたなどの　あき通りたるなどに　女房三十人（さむじふにむ）ばかりおしこりて<br /><br />　濃き　薄き鈍色どもを着つつ　皆いみじう心細げにて　うちしほたれつつ　ゐ集りたるを　いとあはれ　と見たまふ<br /><br />　思し捨つまじき人　もとまりたまへれば　さりとも　もののついでには　立ち寄らせたまはじやなど　慰めはべるを<br /><br />　ひとへに思ひやりなき女房などは　今日を限りに　思し捨てつる故里（ふるさと）と思ひ屈（くむ）じて　長く別れぬる悲しびよりも　ただ時々馴れ仕うまつる年月の　名殘なかるべきを嘆きはべるめるなむ　ことわりなる<br /><br />　うちとけおはしますことは　はべらざりつれど　さりともつひにはと　あいな頼めしはべりつるを　げにこそ　心細き夕べにはべれ<br /><br />　とても　泣きたまひぬ<br /><br />　いと淺はかなる人びとの　嘆きにもはべるなるかな　まことに　いかなりともと　のどかに思ひたまへつるほどは　おのづから御目離るる折もはべりつらむを<br /><br />　なかなか今は　何を頼みにてかは　おこたりはべらむ　今御覧じてむ<br /><br />　とて出でたまふを　大臣見送りきこえたまひて　入りたまへるに<br /><br />　御しつらひよりはじめ　ありしに變はることもなけれど　空蝉のむなしき心地ぞしたまふ<br /><br />＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊<br /><br />　君も　たびたび鼻をかまれ<br /><br />〔新古今にも「末の露　もとの雫や　世の中の　後れ先立つ　ためしなるらむ」とありますやうに　人の命は　葉の　先の露　元の露　のやうに　どちらが先に消えるやら落ちるやら〕<br /><br />　先立ったり殘されたりは人の常と　分かってゐるつもりでございましたが　かうして目の前で見るときの心惑ひは　また一入（ひとしほ）のものでございます<br />　<br />　院にも　そのままお傳へ申し上げますから　推し量り戴けるでせう<br /><br />　と申し上げる　左大臣は　それでは　時雨も止みさうにありませぬ　暮れぬ内にお急ぎにて　とお勧めになる<br /><br />　君が邊りを御覽になると　御几帳（屏風のやうなもの）の後ろや　障子（襖）の開いてゐる所などに　亡き姫に侍る女房三十人ほど　壓し塊って　濃いのや薄い鈍色の喪色を着つつ　皆いみじう心細げにて　萎垂れつつ　集まってゐるのを　あはれな　とお思ひになった<br /><br />　左大臣は<br /><br />　お忘れの出來ぬ若宮（夕霧）も　まだおいでのこと　今後もやはり　もののついでにはお立ち寄り下さるものと　氣慰めには致してをりますが　<br /><br />　何はともあれ　淺はかな女房など　今日を限りにお見限りと　當家を廃屋のやうに思ひまして　もうがっくりとしてをります　<br /><br />　女君を失った悲しみといふより　時々にても親しくお世話申し上げた年月が　これですっかりと御破算になるのだと　お嘆き申し上げてゐるやうでございまして　いや　これも仕方のないことかも知れませぬ<br /><br />　折角ここに來られましても　心から寛いで戴くこともございませんでしたが　それでもいつかはと　當て所もない希望だけは抱いて參りましたが　もうかうなりますと　まことに心細い斜陽でございます<br /> <br />　とて　またお泣きになる　君は<br /><br />　何とそそっかしい心配をする人達なのですね　實際　そのうち何とかなるだらうと　氣長に構へてゐた頃は　御無沙汰勝ちになることも　正直あったでせうが<br /><br />　もうかうなってしまひますと　いつかは　などと暢気にしてゐる場合ではございません　どうして放ってなどおけませう　この氣持　必ずや御覧になって下さい<br /><br />　とて　お出かけになる<br /><br />　大臣はお見送りして戻るが　君のお部屋の御調度から何から　娘の生きてゐた頃と變はりがない　違ふのは　そこに娘夫婦がゐないことだけ　これが目も眩むほど　悲しい　不思議な　信じられない現實であった<br /><br />＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊<br /><br />「君も　たびたび鼻うちかみて」<br /><br />　この「かみ」は漢字で手偏に鼻と書くが、この漢音「かう」が「かむ」と訛ったものだらうか。漢字は手で鼻を摘まみ、吹き出したものだらうが、もちろん源氏の君はそんなハシタナイことはなさらないだらう。紙で挾むやうにして拭ったものだらう。</span><br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B0016ON8DK?ie=UTF8&tag=yusunoki23-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=B0016ON8DK">みんなで読書DS 源氏物語+ちょっとだけ文学</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=yusunoki23-22&l=as2&o=9&a=B0016ON8DK" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" /><br /><a name="more"></a>

]]><![CDATA[
<br />オススメ・スポンサーサイト：
<a href="http://match.seesaa.jp/ot_listing.pl?aid=694663&sid=tamanowogusi&tid=seesaa_hotspot&k=%E8%90%BD%E3%81%A1%E3%82%8B&hid=35">落ちる</a>&nbsp;|&nbsp;<a href="http://match.seesaa.jp/ot_listing.pl?aid=694663&sid=tamanowogusi&tid=seesaa_hotspot&k=%E6%96%87%E5%AD%A6&hid=35">文学</a>&nbsp;|&nbsp;<a href="http://match.seesaa.jp/ot_listing.pl?aid=694663&sid=tamanowogusi&tid=seesaa_hotspot&k=%E5%A4%AB%E5%A9%A6&hid=35">夫婦</a> 
]]></content:encoded>
</item>
</rdf:RDF>
